「何を(What)学ぶか?」よりも「誰に(Who)学ぶか?」で結果は大きく変わる話

近年ではインターネットが急速に進化し、何でもネットで完結できるような時代になってきています。

その時代の変化に伴って、今はどんな知識でも調べれば出てくるようになってきました。

もはや、知識量やスキルが差になるようなケースはほとんど無くなってきたと思います。

知識の差でビジネスをしたり、スキルの差でビジネスをする、時代ではなくなってきているのが現状です。

では、何が周りとの差を生むのか?

それは実績経験です。

実績や経験の質と量で差が出ます。

仕事でも、ビジネスでも、スポーツでも、周りよりも頭一つ抜けようとするならば

より多く経験し、より質の高いことをする必要があります。

そのためには、何を学ぶか?よりも、誰と関わるか? が大切です。

今回は「何を(What)学ぶか?」よりも「誰に(Who)学ぶか?」についてお話ししていきます。

学ぶ方法は4つに分類される

誰から学ぶのか?

それによって学びも異なります。

ここからは何を学びたいのか?どうなりたいか?で変わる学び方についてお話します。

知識を学びたいか、そうでないか

経験を増やしたいか、そうでないかで

誰から学ぶのが良いかを表してみました。

メンター:師匠

専門的な知識、ノウハウ、スキル、経験、実績を全て手に入れたいのであれば、メンターです。

師と仰げるような存在がいることであなたを180度変えてくれます。

また、マンツーマンでの指導を受けることでより学びの質が高く、成長も早く、結果も現れやすいでしょう。

一人の良いメンターに付いて徹底した学びをすることでその分野で活躍できる可能性大です。

しかし、学ぶ相手を間違えると大変危険でもあります。だからこそ「何を学ぶかよりも、誰から学ぶかが大切」と言われます。

コーチ:指導者

知識よりも身体で覚えたい場合は、コーチです。

知識だけでは自転車に乗れません、知識だけではボールを上手く投げることはできません。

自身の体験からあなたを正しい方向へ補正してくれます。

しかし、コーチとの相性やウマが合わないと、上手く力を発揮できないこともあります。

ティーチャー:先生

とにかく理論や原理など、普遍的な基礎知識を身に着けるのなら、ティーチャーです。

知識を身に着けやすいように、順序立てて分かりやすくまとめたり、知識が身に付いたかどうかのテストをしたりしてくれます。

学校では、このスタイルで知識を身に着けます。

しかし、専門的な知識しか学べないので、それを実践しても結果が出るかはあなた次第です。

インターネット:検索情報

知識も経験も身に着ける必要のないものは、インターネットです。

常に最新の情報が手に入りますし、携帯一つで足を動かさずに数秒で知ることができます。

しかし、その情報が正しい情報なのか?は分かりませんので、信憑性(しんぴょうせい)に欠ける場合があります。

真実が知りたいなら、実際に自分の目で見て判断するようにしましょう。

教える人が異なれば同じ内容でも学びの質が異なる

同じことを学ぶとしても、それを誰から学ぶかで

その学びの質は大きく異なります。

例えば、一般の野球経験者と元メジャーリーガーのイチローから

まったく同じ内容でバットの振り方を学ぶとします。

同じ内容を学んだとしても確実にイチローから学んだ方が上手くなるでしょう。

勉強でもそうです。

一般の塾講師と東進ハイスクールの林修から

まったく同じ内容を学ぶとします。

こちらも同様、同じ内容を学んだとしても確実に林修から学んだ方が成績は向上するでしょう。

理由は簡単です。

「実績と経験が違う」ということ。

・どういう順番で話すのか?

・どこがポイントなのか?

・どう取り組むのか?

と、教える人が異なればその内容の伝わり方も大きく異なります。

何を学ぶかが大切なのではなく

誰からそれを引き継ぎ、学び、身に付けるのか?

知識やスキルは今の時代、誰もが持っています。

つまり「何を学んだとしても、たいして周りと差は付かない」ということです。

逆に相手を間違えると、知識やスキルさえも身に付くどころか後悔することもあります。

だからこそ、大切なのは「学ぶ人」だということです。

成功者に学ぶのが最大の近道

何かを学び実践するならば、やはり結果(成功)は早い方が良いでしょう。

いつまで経っても結果が出ないよりは絶対に結果が出た方が良いと思います。

そのためには答えを知っている人から学ぶのが一番です。

「結果(成功)を出している人から学ぶ」ということです。

先ほどの例でもあったように、

「一般の野球経験者と元メジャーリーガーのイチローから学ぶのでは結果は大きく異なる」

と、いうことでしたが

ここでの大きな差は、学びの質だけではなく効率が良いということです。

必ずしも、学びの質=結果ではありません。

実力が無くても一時的に結果を出す人も中にはいます。(※2、3年もすればどこかに消えますが…)

効率が良いと何が良いか?というと

「成功までを最短距離で向かって行くことができる」からです。

今回の例で言うと、イチローはプロ野球選手のプロセス(なり方)を知っています。

なので、今は何をすべきか?

・どんな物を食べて
・どんなトレーニングをして
・どんな練習をして
・どんな勉強をして
・どんな生活スタイルで

と、成功までの近道を教えることができます。

プロ野球選手になったことがない人はそれが分からないので

何かを学ぶならば「成功している人」「実績のある人」に学ぶことが一番の近道であり、成長に繋がります。

人生を大きく変えるならば、メンターを見つけること

今回のまとめとしては

・メンター:知識と経験を教えてくれる人

・コーチ:経験を教えてくれる人

・ティーチャー:知識を教えてくれる人

・インターネット:情報を教えてくれるもの

・今の時代は知識量やスキルで差が付くことはほとんどない、つまり「何を学んだとしても、たいして周りと差は付かない」

・知識の差でビジネスをしたり、スキルの差でビジネスをする時代ではなくなってきているのです。

・「結果(成功)を出している人から学ぶ」方が成功までの最短距離を的確に教えてもらえる

つまり・・・

「何を(What)学ぶか?」よりも「誰に(Who)学ぶか?」で結果は大きく変わる

というお話しでした。

僕も色々な情報を買ったり、色々な人と関わって人脈を作りましたが初めは稼げませんでした。

しかし、メンターを見つけたことで一つずつ今まで自分のやってきた事の答え合わせができるようになり、徐々に結果が変わっていきました。

すごいノウハウよりも、すごいスキルよりも学ぶ人を選ぶようにしましょう。

独学で実践するほど効率の悪いことは無い

2020/02/18