消防士になって感じた『理想と現実のギャップ』5つをお話しします

消防士はとても素晴らしい職業だと思います。

世間からの評価も高く、以前の僕は「消防士である自分はハイスペックな人間だ」と思っていたのも事実です。

しかし、何ヶ月と働いていく中で色んなギャップを感じました。

そして、僕の中で想像していた消防士とは

「全然違う」ということに気付きました。

誰でも就職してみてから、気付くこと、思うことは多くあると思います。

なので、今回は僕が感じた消防士になってみて感じた理想と現実の『ギャップ』をお話ししたいと思います。

消防士になる前に想像していた理想(ビジョン)

まず消防士になる前に僕が想像していた、消防士の像はこんな感じでした。

・災害に対応するチームワークが重要な職業

・やりがいを常に感じられる仕事環境

・厳しいが尊敬できる上司に囲まれる恵まれた環境

・災害が起こらないためにどうしていくべきかを考え、職員でミーティングを常に行う日常

・災害時にどんなことが起こっても良いための筋力トレーニングを欠かさず行う

・裕福な生活ができる高収入

・公務員なので制度や規則に従ってしっかりと有給が取れる

・休みが多くプライベートが充実する

こんな風に消防士のイメージはとにかく良くて、

カッコ良くて、やりがいがあって、休みが多くて、稼げるといった

本当に何もかもが素晴らしい職業だと思っていました。

消防士になってから分かった現実

「どんな仕事でも実際に就職してみないと分からない」

と、いうことを消防士になってから初めて気付きました。

消防士のイメージがとても良かったからこそ、

理想と現実のギャップはあまりにも大きかったのかもしれません。

就職してみて思うことは多くある。 「想像と現実は異なる」ということを知った。 実際に中学2年の時『消防士になる!』と志して 消防士になるという夢をずっと追いかけてきた。 そして7年後に消防士になれた。 しかし、なってみると想像していたものと現実に大きなギャップがあった。 何もかもが覆され、結果…辞めて起業した。

その中でも5つの大きなギャップを感じました。

1:人間関係

消防の職場では若手はみんな「おもちゃ・奴隷」扱いをされました。

今でも昔ながらの暴力はありますし、僕は実際にそのせいで腰の骨を痛めて全治2ヶ月の怪我をさせられたこともありました笑

僕の働いていた環境は他の消防士と比べても個性的な人が多かった。

というのもあるかもしれませんが、大抵の職場で「おもちゃ・奴隷」のような扱いをされて不満を持っている人は多いと思います。

別に「おもちゃ扱いなんてされるの、当たり前じゃね?」っていう人もいるかもしれません。
しかし、それに加えて理不尽なので人間関係は少し難しかったです。

僕の場合だと怪我をさせられたにも関わらず、真面目にやらなかったからという理由を付けられて怪我をさせられた僕自身が上司に怒られました。

そういったで、とても理不尽だと感じました。

POINT!

・昔ながらの考えの人が多い

・暴力は普通にある

・理不尽なことがよくある

・体育会系の文化

・いじりという名のイジメがある

2:仕事内容

実は、やりがいを感じる場面はとても少なかったです。

チームで災害に対応したり、災害が起こらないためにどうしていくべきか?を考えて職員でミーティングを常に行ったりとする。と思っていましたが、

24時間勤務でそう言った話をする時間は10〜30分程度でした。

24時間もあれば2時間、3時間と使っても良いのではないか?と疑問を持ってしまいます。

また、実際に災害があるとチームワークのカケラもなく個人プレイがとても多い現場でした。

そして、思っているよりも災害は少なく、

1日24時間勤務して1回の出動があるか?ないか?くらいでした。

それ以外の時間はご飯作り・筋トレ・訓練・上司と世間話しをして機嫌を取る。これらが業務になります。

ほとんど何もしない日常にやりがいを感じない人は多いと思います。

※救急隊はとても忙しいので別でしたが・・・

POINT!

・チームワークは一切ない

・災害は少なく、1日1,2回の出動しかない(出動しない日もよくある)

・ご飯作り /掃除 /筋トレ /訓練 /上司との世間話しをして機嫌を取ることがメインのお仕事

・ほとんど何もしない

3:収入

消防学校時代の給料は手取り14万円でした。

消防職員として現場に勤務するようになりもらえた給料が手取り16〜19万円ほど。

消防士は稼げると聞いていましたが、実際に働いてみるとこれらが現状でした。

政令都市の消防局で、日本の中でも特に災害が多い地域で働いていましたがそのくらいでした。

意外と消防士は稼げない。ということに気付きました。

※ちなみに聞いた話だと手取り額が30万円を超えるのは大体35〜40歳だそうです。

POINT!

・あまり稼げない

・政令都市の消防局、2年目で手取り16万円

・年収500万円 /手取り30万円を超えるのは40歳くらい

4:休暇

若手だとほとんどの消防局で休暇はまず取れませんでした。

1年間で設けられている休暇日数も全然使わせてもらえないというのがありました。

隊長クラスになるとしっかり休暇も取れるのですが、若手はどうしても人数の関係などで休みが取れないとのこと。

これは仕方が無いとは思うのですが、地元が遠く離れている人はやっぱり不満を感じてしまいます。

僕は奇跡的に休暇をもらったこともあるのですが、

休み明け最初の日は「あっサボりが来た」と冗談ではありますが、かなり言われ「サボったんだし洗濯物やれよ」「サボったんだし訓練やれよ/筋トレしろよ」と言われ、良い気分はしませんでした。

POINT!

・休暇を取れない

・休暇することが悪いイメージがある

・年齢を重ねるとしっかり休暇を取ることができる

5:環境

決して成長できる環境ではありませんでした。

尊敬できる上司に囲まれた環境だと思っていましたが、

数人を除いて、ほとんどの人たちは決して尊敬できるとは言えない上司ばかりでした。

多くの人は「金がない」「パチンコで・・・」「女が・・・」とクズと言ってもよいほどの人たち

1年も勤務すれば、もう成長するところは無いと言える環境です。

努力すればほとんどの人には勝ることができます。

その中でもびっくりしたのが、

10年目の救助隊の方が「JCS」と「GCS」の『傷病者の意識レベルの評価法』を言えなかったことです。

消防学校で習う初歩的なことを覚えていないなど、あり得ない環境でした。

POINT!

・知識を付けることはできても、成長できる環境ではない

・尊敬できる上司が少なすぎる

・上司よりも若手の方が知識がある

・上司は「お金がない」が口癖

理想と現実とのギャップは大きかった

実際に僕にとってはとても大きなギャップでした。

あんなに輝いていてとてもカッコいい仕事だと思っていたのに、

理想としていたものとは、全然違う現状を見て焦りを感じたのを覚えています。

実際に僕は消防士を辞めました。

消防士を退職したら人生が楽になった

2020/03/01

僕は・・・

「なんのために消防士をしてるんだろう…

上司に好かれるため?周りの人たちにチヤホヤされるため?

こんな気持ちで続けていけるのか??」

と思い、退職を決めました。

専門学校に200万円以上のお金をかけて

消防士になったけれど、実際になってみて分かることもあると知りました。

どれだけ努力してその仕事を勝ち取っても、自分には合わないことも当然あります。

やめた後のことを考えてしまって、中々行動できない場合は

長期的に物事を考えることを覚えておいてください。

短期的に考えると・・・

・職を失う
・収入が無くなる
・友達や家族に言いにくい
・周りの信用を失うかもしれない

などと思うかもしれませんが、

このまま何もしなかった場合の20年、30年後の自分を想像してみてください。

長期的に考えると・・・

・嫌な仕事をやり続けているから、仕事に熱もやる気も全く無い

・「あの時こうすればどうなっていたんだろう?」というモヤモヤが一生残る

・満たされない人生を歩む

・常に自分を正当化し、本当の気持ちから目をそらして生きていく

・挑戦を諦める癖がつく

・毎日同じことの日々

・将来が予測できる人生

など、色んな不満が残ると思います。

人生は短いようでとても長いです。

決して、自分に嘘をつかないように生きて欲しいと思います。

 

また、同じような思いを持つ方は相談に乗ります。

もちろん無料ですので、是非相談を受けたい方はこちらからどうぞ↓↓
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2020/03/07